トイレにおける男女差別
多くの男性諸氏は感じていると思うが、世のトイレにおける男差別は酷いものである。
女性の場合は個室を与えられているのに、男はだいたいにおいて、左右丸見えの状態で、わざわざ競わされるがごとく、並べてさせられるのだ。
それだけならまだしも、我慢に我慢を重ね、やっとひとときの安息を得た思いで放尿にいそしんでいる時に限って、「失礼しま〜す♪」の声と共にオバサマ!が入って来て、こちらの気持ちも都合も考えず、お掃除を始めてしまう。
気分は天国から一転地獄のように萎えるのに、尿の勢いはとどまることを知らない。
「失礼だと思ったら入って来るんじゃねー」と叫びたいが、あちらにしてみればきちんと業務を遂行してるだけで、感謝こそされるべきで文句を言われる筋合いはないのだ。
またつい最近のことだが、会社のトイレに入ろうとしたら、あの忌々しい「清掃中」のカンバンが立っている。
普通ならそのまま引き返して、他のフロアに行くが、女子トイレの方が明るくて、男の方は暗い。よし、あっちで作業中のうちに手早く済ませてしまおうと思って入って行くと、なんとオバサマが絶賛作業中ではないか!
一瞬頭が真っ白、体はフリーズという状態になった後、目が合ってしまい意味もなくおじぎをして出直そうとすると、オバサマが「大丈夫ですよ(^^)」と言う。
これでは立ち去るのも気まずくて、何がどう「大丈夫」なのかわからないまま、オバサマが優しく見守る中、もう一度意味もなくおじぎをして突入するしかなかった。
世の中は男女同権が喧しいが、このようにトイレにおける男差別は頑として存在する。
せめて、個室は無理としても間仕切りくらい設置してもらいたい。
それから清掃業界にはオバサマしかいないのか?オッサンでも若者でもいいから、もっと待遇も良くして男を採用してもらい、きれいにする方もしてもらう方も、お互い気兼ねなく、ハッピーなトイレタイムを共有したいものである。
秘密基地遊び
今週のお題「何して遊んだ?」
子どもの頃は、今で言うオタクな友達と、あちこちに秘密基地を作ったものだ。
いや、作ったと言うより、仕立てあげた。
と言うべきか。
とにかく、怪しげで、薄暗くて、人気が無ければ何でも良かった。
解体業者の資材置き場、廃屋、材木の倉庫、友人宅の物置等々。
そこで何をするかと言えば、探検隊とか、地球防衛軍とか、秘密結社の結成式や作戦会議である。
大義名分は結構凄かったが、実際には駄菓子や、こっそり手に入れた〇〇本を持ち込んだり、ショボいことばかりしていた。
作戦会議は新しい基地をどこにするか、誰を仲間に引き込むか、だけだったし。
しかいショボいと言っても秘密組織なのだから、基地や組織のことを他にバラしたりすれば、裏切り者となり、一定期間はハブ(仲間はずれ)にされたり、新しいアジトを教えてもらえなかったりする。
要領が良い奴は、秘密をバラしても新たな仲間を増やしたとか何とか言ってお咎めなしだが、
ドンくさい自分は裏切り者になるのが多かった。
しかし、何故か裏切り者という言葉が新鮮というか、格好良いような気もして、言われるのが嫌ではなかった。
小学校の高学年になるとオタク小僧共もだんだん忙しくなり、秘密基地だの組織だのアホらしくなって雲散霧消していったのであった。
今思えば大人が「行ってはいけない」と言うような場所で、子どもがコソコソやって事件も事故も起きず、叱られることもなかったのは単なる僥倖に過ぎない。
今ほど管理が行き届いていない、ユルイ時代だったから出来たことだろうとも思う。
現代のオタク少年達は、膨らむ妄想をバーチャル世界で満足出来なくなったらどうするのだろうか。
秘密基地や今いずこ。
トランプ大統領
人間には誰でも表と裏、建て前と本音がある。
どんなに取り澄ました人でも、
良い人そうに見える人でも、
心のなかまでは分からない。
トランプさんは、人の本音の部分にズケズケ
と訴えかけて、大統領になれた。
仕事が無いのも、治安が悪いのも不法移民のせいだ。
アメリカ製品が売れないのは日本企業が悪い。
とにかく何でも他人のせいにしていれば楽なものである。
貧富の差をなるべく少なくし、良い物を安く作るよう企業努力をさせるとか、安全な社会を作るよう制度設計するとか、面倒なことはやりたくないのか。
しかし一代で巨万の富を築くほど頭が切れる人なら、アホにしか見えない煽りが長続きしないことくらい、分かると思うのだが。
新大統領が実務経験を生かして、出来る人ぶりを発揮するか、それともただの勘違いした成金ジジイなのかは、まだ観察する必要がある。
建て前だらけの社会は窮屈で仕方ないが、本音だけの世界になったら、争いごとが絶えないだろう。やはり大事なのはバランスということか。
妄想と現実
「私のタラレバ」
主体性がある人になれたらなあ。
とにかく何にでも流される自分。
今日は〇〇をしよう、と勇んで出かけても、
つい全然関係無いイベントに釣られたり、
店の行列に並んでしまったりする。
会議でも、口癖のように、自分もそう思います。
違う意見が出ても、なるほどそうですね。
という感じで、これではいてもいなくても
同じである。
あげくにブログのテーマまで、はてなが決めたのに乗っかっている。
これではいけない。
トランプ大統領ほどではなくても、存在感を示さなくてはならない。
自分のことは自分で決める。
会議でもイベントでも俺が中心になって仕切るのだ。逆らう奴には小一時間ほど説教して従わせる。男は俺様主義、うざいほどの自己中くらいがちょうど良いのだ。
しかし妄想の中なら出来るのに、現実ではダメダメなんだな。
かみさんに、大人と認めてもらう。
今週のお題「2017年にやりたいこと」
去年一生結婚出来ないと思っていた自分が結婚出来た。
こんな自分のところに来てくれて、かみさんには大感謝するしかない。
しかし、結婚前は自分のダメなところ、体がおっさんで頭脳が子供なところを、「少年ぽい」と許してくれた彼女も、今や何をしてもダメな、残念な爺いとしか見ていない。
悔しいけど自分がダメダメなのは事実なので仕方ない。
なので、完璧でなくても、少しずつでも変わるように努力してることだけでも認めてもらわなければならないのだ。
寒い
連休中日だと言うのに、これから仕事なんて、全くやってられんわ。
まあ、日曜の夜勤だからダラダラマイペースでやっても、結果さえ出しゃ誰にも文句は言われないのが唯一のメリットか。
それにしても、年末年始の暖かさと打って変わって、この骨身に染みる冷たい雨と風の恨めしさよ。本当なら今頃かみさんとあったかい部屋でぬくぬくしてるはずなのに。