自分の事は置いといて

思ったこと、感じたことを自由気儘に。

トイレにおける男女差別

多くの男性諸氏は感じていると思うが、世のトイレにおける男差別は酷いものである。

女性の場合は個室を与えられているのに、男はだいたいにおいて、左右丸見えの状態で、わざわざ競わされるがごとく、並べてさせられるのだ。

それだけならまだしも、我慢に我慢を重ね、やっとひとときの安息を得た思いで放尿にいそしんでいる時に限って、「失礼しま〜す♪」の声と共にオバサマ!が入って来て、こちらの気持ちも都合も考えず、お掃除を始めてしまう。

気分は天国から一転地獄のように萎えるのに、尿の勢いはとどまることを知らない。

「失礼だと思ったら入って来るんじゃねー」と叫びたいが、あちらにしてみればきちんと業務を遂行してるだけで、感謝こそされるべきで文句を言われる筋合いはないのだ。

またつい最近のことだが、会社のトイレに入ろうとしたら、あの忌々しい「清掃中」のカンバンが立っている。

普通ならそのまま引き返して、他のフロアに行くが、女子トイレの方が明るくて、男の方は暗い。よし、あっちで作業中のうちに手早く済ませてしまおうと思って入って行くと、なんとオバサマが絶賛作業中ではないか!

一瞬頭が真っ白、体はフリーズという状態になった後、目が合ってしまい意味もなくおじぎをして出直そうとすると、オバサマが「大丈夫ですよ(^^)」と言う。

これでは立ち去るのも気まずくて、何がどう「大丈夫」なのかわからないまま、オバサマが優しく見守る中、もう一度意味もなくおじぎをして突入するしかなかった。

世の中は男女同権が喧しいが、このようにトイレにおける男差別は頑として存在する。

せめて、個室は無理としても間仕切りくらい設置してもらいたい。

それから清掃業界にはオバサマしかいないのか?オッサンでも若者でもいいから、もっと待遇も良くして男を採用してもらい、きれいにする方もしてもらう方も、お互い気兼ねなく、ハッピーなトイレタイムを共有したいものである。